内科・糖尿病/代謝内科・消化器科・循環器科・人工透析内科・放射線科

腹水濾過濃縮再静注法(CART)

 腹水濾過濃縮再静注法とは、ガンや肝硬変などによってたまった腹水を濾過して細菌やガン細胞などの不要な物質を除去した後に、腹水を濃縮して有用なタンパク成分を回収して再び体内に戻す治療法です。

 腹水の治療に関しては原因疾患の治療が当然必要ですが、対症的な治療として、安静、減塩食、利尿剤投与、血漿アルブミン補充などがあります。しかし、対症的な治療ではあまり効果が見られない場合も多く、腹水濾過濃縮再静注法はこのような難治性の腹水に対して行います。

保険適応

 塩分制限や利尿薬などによる治療でも改善しない難治性腹水症(胸水症含む)

利点

・細菌、ガン細胞の除去

・自己タンパクの再利用が可能 ⇒ 蛋白減少の防止

・腹水貯留の軽減

・腹部圧痛などの自覚症状の軽減

副作用

・発熱、悪寒
・頭痛
・溶血
・血圧変動
・嘔吐
・呼吸困難感
・ショック

腹水濾過器/濃縮器

(AHF-MO/AHF-UP)